Friday, December 15, 2006

a happy birthday


Hey! Peanut!!


誕生日おめでとう!!

いつの日か二人で行けるであろう... この世の果て。
その時を楽しみにしてるよ。




今、流している曲
Amour Fou [Crazy Love] / Clémentine

Sunday, December 03, 2006

ノロウィルス??...に倒れる


身体の異変に気付いたのは、水曜日の朝4時だった。
催したくなりトイレへ。
...いつもと違う、結構な下し様。(冷汗
それに寒気もするし、ダルさもあり。

それから3時間後、フラフラになりながらチャリン子で30分ほどの通勤。
職場に着いた頃には限界だったが、何度も気力を振り絞り、その日のメインイベントを待っていた...

そう、それは火曜仕事終わりに社長の方から、明日は2月に変わる新・工場の方で神社から宮司を呼び、安全祈願をするので絶対参加するようにと声をかけられていたのだった。

こんなイベントなんて無ければ、
「すいません、お腹の調子が悪いんで...」
なんて電話1本で済んでいたのに... クソッ!!
なんでこんな日に限って...(泣
...だった。

30分間隔でトイレタイム。
そうこうしていたら、新工場へ行く事となり車へ。
20分程のドライブだったが揺れが辛いし、社長も俺の腹痛を知っているのにしょーも無い質問してくるし...
それに対して答える事が... あぁ~!! うっとうしんじゃぁぁぁあー!!!
って、久しぶりに殺意をいだ...(ジョーク

やっとの思いで工場に着いたのだが...
なんと云おうか、それからの宮司のスローでメロウな時間。
出来る事なら16倍速で進めてくれっ!! ...と何度思ったか。
挙げ句の果て、最後に一人一人が訳の解らん葉っぱを奉納するという儀式を行われた時には...
宮司に対して殺意を...(マジ
フランフランになりながら神棚に聖なる葉っぱを置いた時には、かなり気が遠くへ行っちゃってました。

やっと終わったと胸を撫で下ろしたのだったが、それからの社長婦人の撤収作業の遅い事...
お願いやから、無理ゆわんから4倍速ぐらいで...(涙
...でした。

帰りの死のドライブを経て、直ぐトイレへ。

帰って安静にしなくては...
という事で午前中で早退し、我が家の寝床へ。

鍼灸師の親父に聞いても、
「急にお腹冷やしたんじゃないの??」
程度の答え。

過去に死ぬほどの食中毒を2度経験した時も、かなりの腹痛と下痢にみまわれたが、それとも違う感じだった。
とりあえず、今日は様子をみようと何も食べず寝ているだけなのに、出るは出るはピーピーちゃん。
昼に帰ってきて、次の日の明け方まで45分周期にトイレにゴー。

結局寝れたのは朝の6時ぐらい。
疲れきっているのに、昼頃トイレで目が覚めたら又同じ周期でお腹の調子が...

ダメだこりゃ...と観念し、夕刻、町医者へ行き事情を先生に説明。
すると...
医者「今日は何回ぐらいトイレに行かれました??」
オレ「!??..何回って云われましても... 数えてないし、数え切れんぐらい。」

って云うかおかしないか...この質問?? そう思うのは俺だけ??(心の声

と、ぼやきながらもベッドに横たわり、お腹に聴診器を。
多分この時先生は落雷の如く鳴り響く、ゴロゴロとした腹の音を聴いた事だろう。

直ぐに、
「はい、分かりました。」
と云い、僕をイスに座らせ。
「ウィルスによる、腸炎ですね。」
と云い出した。

「はぁ... 腸炎?? なんで、どうやったら腸炎に??」
と、聴くと。
先生は口に物をやる仕草をした。そして、
「今、流行ってるんですよ。それもアルかなぁ?? 長ければ1週間ぐらい下痢続きますよ。」
...だってさ。(辛

薬飲んで今は何とかマシですが、ほんと、水・木・金と死にかけてました...。


昨日知ったのですが、いま大阪でノロウィルスが流行っているらしい。
僕がノロかどうかは定かではないけど、症状は良く似ている。
ただ者ではないので、気をつけてくださいねー。

それでは、皆様お風邪をひきませぬ様。



今、流している曲。
Video Killed The Radio Star / The Buggles

Monday, November 13, 2006

Hindustani music



sarangi


印度古来の楽器〝サーランギ〟を手に入れました。(嬉涙
と云っても、まだ僕の手元には在りませんが...
あ~っ... 早く手にとってギコギコしたいな~。(笑


印度の楽器といったら、シタールとかタブラを連想される方が大半だろう。
でも僕はサーランギの音を聴けば印度の匂いや景色、そして印度に居る連中を思い出す。
不思議とシタールでもタブラでもないのは何故だろう??

〝百の音色〟という意味あいを持つサーランギ。

その音色はセピア調の、ノスタルジックな響き。
CDの音では表現しきれないところが、イダキにも似ているかもしれない。

シタールが華の有るリードギターなら、タブラはドラムでタンプーラはベース。
そしてサーランギは... ハモンドオルガンかなぁ...

地味でブルージーな音が "Early Times" って感じで好き。


良いサーランギを見つけてくれた彼女と、それを手伝ってくれたシヴァに感謝しています。

「ダンネバード、ダンネバード」〝合掌〟



今、流している曲
Raga Marubihag / Ustad Sabri Khan

Tuesday, November 07, 2006

Wish You Were Here


だから だから君は天国と地獄を区別できるって思っているのか?
そして 苦痛と 青空も
冷たい鉄のレールと 緑の野原も
失笑と 微笑みも
区別できるって 思っているのか?

あいつらに そそのかされて
亡霊のために 英雄を引き渡してしまったのか?
樹々のために 熱された灰を
涼しげなそよ風のために 体がほてるような熱気を
鳥かごの中のリーダーになるために
戦いに臨むことを捨ててしまったのか?

ああ きみが きみがここにいてくれたら
ぼくたちは 来る年も来る年も
金魚鉢の中を泳ぎまわる ただの失われた魂
同じグラウンドを走り回るだけで
いったい 何を見つけたというのだろう
ただ以前と同じ 恐怖だけ

きみが ここにいてくれたら...




今、流している曲
Wish You Were Here / Pink Floyd

Wednesday, November 01, 2006

...with love


今頃、印度のバラナシに居るであるう〝アイツ〟に、この曲を...


今、流している曲
Kiss and Say Goodbye / Manhattans



それと、愛するバラナシの面々に...

ナマステ!! ナマステ!!

Sunday, October 29, 2006

Mid Town


ミッドタウンで働きたいんだ
スリーピースのスーツを着て
リムジンを雇って
運転手がホーンを鳴らすのを聞きたい

洒落たペントハウスが欲しいんだ
新しくて 高い所にあるやつ
だって 欲しいものを全部手に入れたら
キミが恋しくなくなるから

キミなんてただ可愛いだけで
それ以外なんでもない
他に誰か現れたら せいせいするし
そして すぐに愛してしまうだろう

モデルをやってる子に出逢いたいんだ
名前が1つしかない子に
だから 俺をパーティーに連れてって
いい思いをさせてくれよ

俺はその娘に愛してもらいたい
キミが愛してくれたみたいに
だって 欲しいもの全てを手に入れたら
キミなんて恋しくなくなるんだ

キミなんてただ可愛いだけで
それ以外なんでもない
他に誰か現れたら せいせいするし
そして すぐに愛してしまうだろう

キミなんてただ可愛いだけで
それ以外なんでもない
他に誰か現れたら せいせいするし
そして すぐに愛してしまうだろう

俺はその娘に愛してもらいたい
キミが愛してくれたみたいに
だって 欲しいもの全てを手に入れたら
キミなんて恋しくなくなるから


今、流している曲
Mid Town / Brad Pitt




好きな映画に〝ジョニー・スエード〟という映画がある。
ブレイク前の〝ブラッド・ピット〟が主演し、ちょい役で〝ニック・ケイブ〟も出ている。

ロカビリーのリッキー・ネルソンに憧れる、アマチュア・ミュージシャン役のプラッド・ピット。
そのブラッド・ピットが、映画の中で唄っていたのが、今流している〝ミッドタウン〟
個人的には映画のテイクの方が好きだけど、でもよくもまぁ、こんな音源が在ったものだと関心している。

ずっと、この曲が聴きたくてサウンド・トラックを探していたのだが、どうもプレスされていない感じだった。
しかし、違うのを見つける事が出来た。
それは、2001年に発売された〝Hollywood Goes Wild〟というチャリティー・コンピレーションアルバム。
このアルバムのコンセプトは世界中の野生希少動物の救助、保護、リハビリの為、CDの売り上げの一部が動物愛護団体に寄付されるという物。
他のパフォーマー達に〝ラッセル・クロウ〟〝ジョニー・デップ〟〝ミラ・ジョボビッチ〟等、ハリウッドの面々が曲を提供している。
その中に、ずっと気になっていたブラッド・ピットの曲が収録されているのを知り、早速、アマゾンで購入。

そして今、CDが擦り切れんばかりの勢いできいてます。(笑

映画は1991年の作品で、リーゼントヘアーの若いブラッド・ピットがカッコいい。
それにしても、この曲がCD化されていた事が嬉しい。

俺的名曲!!

「...だって 欲しいものを全部手に入れたら キミが恋しくなくなるから」
っていうところがすきかなぁ...

Tuesday, October 24, 2006

tarnation


この前、久しぶりにレンタル屋に行き、8枚ほどDVDを借りた中に〝tarnation〟というドキュメント・フィルムがある。
僕の好きな監督の〝ガス・ヴァン・サント〟がこのドキュメントを観て涙した。
と書かれていたので気になり借りて観てみた。

ゲイである主人公〝ジョナサン・カウエット〟が自分で自分を撮り、自分のルーツとなる母の生い立ち、祖父母との関係など、云わば自分と自分の周囲(家族)のカミングアウト的な内容。

ポップな映像で仕上げているのが21世紀のドキュメントといった感じだが、その物語りはかなりヘビーで哀しい。

涙こそしなかったが、観終わった後、とてつもない切なさに駆られた。

秋の夜長、心に残るフィルム。


今、流している曲
Some Things Last A Long Time / Daniel Johnston

Thursday, October 19, 2006

slide show




こんなのを作ってみました。
結構いい感じ。


今、流している曲
Fall In Love / Tortured Soul

Monday, October 16, 2006

the Republic of Bolivia




ボリビアの風景


ボリビア...


その名前を聞いただけで行きたいと思った。

死ぬ前に一度は訪れたい国...

Wednesday, October 11, 2006

Love Squall


Love squall,it's my love もう逃がさないわ
予告もなく捕まえるの この愛のスコールで
だけどあなたの心は風 いつのまにかすり抜ける
Good night,my darling そばにいて欲しいの
ふたりだけの 夢を見ましょう
Oh please make my dream come true

Love squall,it's my love もうわたしのもの
地の果てまでとけてゆくの この愛のスコールで
だけど私の身体は舟 あなたしだい 海に出る

Good-bye,my darling 憎いひとねあなた
いつの日にか好きといって
Oh please make my dream come true



〝ゆきなママ〟に調べてもらった結果、ルパンのエンディングで流れていた曲が分かった。(ゆきなママに感謝!!
それは、サンドラ・ホーンが唄う〝ラブ・スコール〟

違うヴァージョンでは、この歌の詩を書いた〝槙小奈帆〟 なる御方がフランス語に訳されたラブ・スコールをジャズテイクにしたのもあるし、僕の好きな歌い手に〝マンデイ満ちる〟というアーティストがいるが、そのマンデイ満ちるもこのラブ・スコールをカバーしているみたい。

オリジナルも好いけど、違うヴァージョンも気になります。
尚、webではオリジナルテイクのヴォーカルのサンドラ・ホーンについてはこの様な説明。

70年中頃にソロデビューしたサンディーは80年に『スティッキー・ミュージック』がヒットするまで「久保田真琴と夕焼け楽団」に参加と並行していろいろな名前でレコーディング。ハワイ出身のヴォーカリスト/ダンサー。本来は「Sandii」と綴るらしい。「サンディー & ザ・サンセッツ」の名前で活動すると共に、YMOファミリーの一員として多くのアルバムに参加する。サンディ(またはサンドラ)・ホーン名義で「ルパン3世」のサウンドトラックに参加。


今、流している曲。
Love Squall / Sandra Hohn

Saturday, October 07, 2006

ディランが好き


なんだろう?? 
今日は普通に仕事して、呑んだ割には寝れない。
ぜんぜん寝れない...(只今、午前4時。

だから、久しぶりに逢えた〝りさちゃん〟がディラン好きという事を今日知ったので、嬉しく思いこの曲を。

ディランの中でも最も好きな曲。


- I shall be released の訳 -

すべてのものは置きかえられるという
でも すべての距離ははっきりしていない
だからおれはすべての顔を覚えている
おれをここに置いたすべての人の顔を
おれの光が輝いているのがみえる
西から東へ
もういつでも いつの日か
おれは解き放たれるだろう

だれでも保護が必要だという
だれでも落ちぶれるものだという
でも 確かにおれの反射がみえる
この壁よりもっと高いどこかに
おれの光が輝いているのがみえる
西から東へ
もういつでも いつの日か
おれは解き放たれるだろう

この孤独な群集の中のおれのとなりに
自分は悪くないと誓う奴が立っている
一日中 ヤツが大声で叫ぶのがきこえる
はめられたと泣き叫ぶ声が
おれの光が輝いているのがみえる
西から東へ
もういつでも いつの日か
おれは解き放たれるだろう



注)今流しているヴァージョンでは、1番の歌詞は歌われていません。




...歌詞がいいねぇ~。
りさちゃん、江戸にいっちゃいな!!(笑


今流している曲
I Shall Be Released / Bob Dylan

Monday, September 25, 2006

愛すべき江戸のアニキ


Photobucket - Video and Image Hosting
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アニキとカール in ルンビニ



「天涯孤独」

正にその言葉が当てはまる江戸のアニキとの出逢いは、ネパールからインドのボーダーを越えるために立ち寄ろうとしていた仏陀の生誕地〝ルンビニ〟へ向かうバスだった。
不思議とその時、僕達2人しか日本人は居ていない様に思えたのに、そのバスにアニキは同乗していた。

日本人同士が旅先で出逢い、仲間になってつるみ行動する様が大嫌いだった。
だからいつも僕は気の知れる相方1人か、もしくは単独で行動をしていた。

だけど不思議な事にこの時、アニキに加えヒッピーな英国紳士のカールと4人で聖地〝ルンビニ〟からインドのボーダーを越へるなんて、今思っても何かの因果だった様にしか思えない。
それ程、凸凹な4人がルンビニの夕刻のバス停に同時に降り立ったのは、何かの間違いだった様に感じる。
ふと周りを見てもインド人、もしくはネパール人で無い感じの風貌をしたのは僕達4人だけ。
自然と宿の在るメイン・ストリートへ向かっていた。

またどこへお前は行きたいかと問われたら、間違いなく〝ルンビニ〟答えるだろう。
それぐらい6年前のルンビニは何も無く、平和でしつこくない村だった。

この時、宿は3件のみ。
笑えるのは、3件も在るのだから別の宿に行けば良いのに、アニキとカールは僕達と同じ宿の裏庭のテントにシェアをして泊まっていた事。
いいおっさん同士がさっき出逢ったのに一緒に1つのテント暮らし...
英語ダメなアニキ、ニホンゴ駄目なカール。
何で一緒に寝たの??
他にも宿在ったじゃん??

うそうそ冗談。
テントしか無いって云われて、
「2人で泊まれば安く上がるし、シェアもエーやん」
なんてけし掛けたのは、俺やったっけ??

本音を云えば、何か楽しそうな事が起きるようなそんな感じだったので、あの時一緒に朝晩を共に出来たのはホントに良い想い出になっている。
朝起きてボンして、昼どこかの畑でボンして、夜は飯食ってボンして、寝る前に又4人でボンして...

hey!! おにー... 
最高に楽しかったよね~。
また行こうや!! 4人が居た〝聖地ルンビニ〟へ。


そんな愛すべき江戸のアニキと、英国紳士のカールにこの曲を贈ります。

今、流している曲
A Good Man Is Hard To Find / Tom Waits


つづく...

Sunday, September 17, 2006

a day in the live #oo2






@performed by hobow

先週の日曜日、繊細なジャイアンことホーボーさんのライブがあった。
4バンド出演だったが、さすがホーボーさん過去にCDをリリースしただけあって一番いいパフォーマンスでした。

笑えるのは出番ギリギリまで雨犬のマスター、ホーボーさんとマスターの連れのキヨくんと居酒屋で呑んでいた事。
昔、出待ちで呑みに行き、呑みの方が楽しいのでライブをボイコットしてバンドを解雇された。
なんていう話しなど、笑えるネタばかり。
この時も、このまま呑みぱなっしになっても好いかな的ムードになっていたので、キヨくんが止めに入ってました。
このキヨくんがケアンズに居る女性と結婚するとの事で、オーストラリアに最近行ってきたらしく、笛の話しも少々。
そのあげく...
「お前が笛で俺の換わりに(ライブ)出ろや!! 俺このままここで呑んでるからやぁ~。」
とホーボーさん。
ほんと、笑えます。

その次の日、焼肉屋さんに誘われたのでホーボーさんの女子と3人でお食事。
日本酒呑んで、この時も酔いました...
なんやかんや云いながらホーボーさん、僕の事を少しは気に掛けてくれてるみたいです。(感謝、感謝。
これからも長いお付き合いがありそうなお兄さんなので、宜しくデス。


そうそうライブの日、ジャンくん結婚したって云ってたね。
ジャンくんキヨくん、ご結婚おめでとうございます。
末永い幸せを心から祈っております。


今、流している曲
Sexual Healing / Marvin Gaye


ライブの写真はこちらにアップしてます。

My Own Private Days.
↑↑↑click!!

Wednesday, September 13, 2006

melancholic


たまに切なげなバラッドをもの凄く聴きたくなる時がある。
そんな気分なので、1曲ご紹介。

「1枚だけ無人島にもっていけるCD...」 
なんて云う質問をされたら、間違い無く〝トム・ウェイツ〟の作品から選ぶだろう。
それほど僕の中に大きく存在しているミュージシャンでもあり、パフォーマーでもある。

狂ったかのように唄い、奇妙な主旋律を刻んだと思えば、メランコリックな甘いバラッドを静かに唄う。

そう... 
毎回アルバムに1・2曲は入っている彼のバラッドは名曲ばかりで、トム・ウェイツ中毒とさせる何かが入っている様に思う。

その中から、自分にふりかえってくれない女性におくった曲、1stアルバムの "Closing Time" より


今、流している曲
Rosie / Tom Waits

Thursday, September 07, 2006

ふたりの理由


ある日男は出会った 女は弓を引いていた
女が弓を引いた時 男は真実を見つけた
男はそれまでのすべてを捨てて やがて女と一緒になった
二人は丘の麓で共に暮らした 夕陽も深く二人を染めた

夜が朝に変わるまでSoul Mates
風が光に変わるまでSoul Mates

男はずっと旅をしていた 道を極めようとしていた
オレンジ色の服を着ていた 片手に知識を抱えていた
女は大地に立っていた ひとりぼっちで暮らしていた
美しいベールを身にまとい いつも星の動きを知っていた

夜が朝に変わるまでSoul Mates
風が光に変わるまでSoul Mates
雨が虹に変わるまでSoul Mates



そろそろ秋に移り変わるので、テンプレート元に戻しました。
どこかに秋らしいテンプレート... ないかなぁ??

今、流してる曲
ふたりの理由 / 佐野元春

Friday, September 01, 2006

tortured soul



tortured soul


小銭屋で出逢ったプロのダンサーこと、聖也に〝ダブ・ポエット〟の情報を収集してもらった。
その情報の中に、ニューヨークのクラブ〝club Cielo〟を紹介していたNYCの音楽マニアの方がいたので、さっそく検索をかけたら、その〝club Cielo〟のホームページ上で流れていた音の中に、気になってしまったアーティストがいた。

それが、上の写真の〝tortured soul〟というミュージシャン。
ハウスを主とする3人組なんだけど、〝tortured soul〟が発するハウスは少し違う様に聴こえる。

どこか、音が洒落てない??
そう聴こえるのは僕だけかな... 

なにはともあれ、僕の仕様も無いリクエストに答えてくれた聖也と、DJ taquia氏には感謝しております。

special thanks!!


今、流している曲
enjoy it now / tortured soul

Wednesday, August 23, 2006

on a street #002





guru-ji & me / banaras, in india


ネパールのポカラで、感動の蛇遣いとの出逢いの後、僕たちは再びインドのバラナシにいた。

ここバラナシには知った顔がいる... いわば、少しぐらいの我がままを云っても何とかしてくれる心優しき味方のいるところ。
なので、味方の一人でもあるシヴァさんに...
ュゥ 「コブラフルートが... ほじぃぃ~ヨォー。」
と、云ったら...
「街に行ったら、いっぱい笛を担いだ人が居るでしょ?? その人から買えば??」
と、シヴァさん...
ュゥ 「あれはプロ仕様とちゃうやん!! ただの土産物やん!!! そんなんじゃなくてさぁ~、ホンマもんが持ってるカッチョ好いヤツが... ほじぃぃ~ヨォー。」
シヴァさん 「...。」

又、こいつは訳のわからんもんを... といった眼で僕を凝視している。

ュゥ 「カッチョイイ... コブラフルート...。」(弱気
シヴァさん 「分かりました。今から私の知っている楽器屋さんに行きましょう!!」
ュゥ 「エッ!! マジっすか!? 今からスッか??」
シヴァさん 「有るかどうかは、分かりませんよ。」
ュゥ 「うぅ~ん、滅相も無い。そんなんどうでもエーから、はよいこーや。」
という事で、一同は楽器屋さんへと相成った。

楽器屋さんでシヴァが店の人に尋ねてくれているのを横目に、タブラを観たり、シタールを観たり...
ちっちゃな、よくある裏筋のバラナシらしい店構えだった。
そしたら、今ここでオーストラリア人がコブラフルートを、ある先生に習っているという朗報が...
その偶然には、シヴァもビックリしていた。
インド人もビックリとは正にこの事... といっても僕たち二人の旅の道中、こんな偶然があるんか??
と想わせる出来事は、度々訪れていた。まぁ、そんな話しもこれから...

それで、オージーの彼が来る日に出直して来いと云われ、それから二日後ぐらいにまた楽器屋さんへ。
そこには白人と、インド人の老人が座って居た。すぐにシヴァが老人に話しかだした。
会った時にこの人が先生だとわかったが、肝心のコブラフルートは白人の男の子が持っており、先生は横笛を奏でていた。
話を聴くと、どうやらオーストラリアの彼も、ここバラナシでコブラフルートを探し求めたらしい。
そしたらこの先生を紹介され、先生の所有していた唯一出来の良いコブラフルートを譲り受けた為、先生は横笛で教えているとシヴァが通訳してくれた。
なんともインドらしい笑える話しだが、問題は僕のは?? ...って事だった。
すると、どんなのが欲しいのかと聴かれたので、即答で...
「これより、すごいヤツ!!」
と云ったら、
「わかった、わかった。作ってやるから待っとけ!!」
と云われ、そこから値段交渉。
最終的に、オーストラリアの彼のより良いヤツで、彼の買値の半分という話しで落ち着いた。
ついでにプライベートレッスンをしてくれと頼み、一回幾らだの、足代はコレだけ欲しいだの、交渉は続いた。

シヴァのお蔭で全てがスムーズにいったのだが、レッスンをぶち壊しにされてしまったオーストラリアの彼は怒っていた。
そりゃそうだわ... 突然インド人と日本人が押しかけて来て、チャイをすすりながら自分の持っている楽器を指さされ、訳の解らん言葉で話しが進んで行き、自分はないがしろにされたのだから怒るのも無理はない。
シヴァが謝った時、多分何か英語でイヤミを云われた様な感じだったので、僕の出来ない英語で、
「ゴメンね、彼は悪くないんだ。」
と云ったら、
「もう、いいよ。」
と、分かってはくれたみたいだった。

この時、先生がコイツの吹いている姿を見ろ!! と云い、少し吹かせた時、彼は循環呼吸をしていた。
そう、イダキよりも前に、僕は循環呼吸を必要とする楽器に出遭っていた事になるのだが...

それから数日後、プライベートレッスンの日、先生は新しいコブラフルートを持って僕の宿まで来てくた。
そして、新しいコブラフルートを見てビックリ!!

めっちゃ、デカッ!! & パーツ、よせ集めやん的出来ばえ

これには参ったが、先生の顔を見ると...
どーだ!! いいだろう!!! と云わんばかりの...
じゃなくて、こんなんで上等やろぅ?? みたいな顔をしていたから... 
まっ、いっかー、無理して作らしたしなぁ... ここでゴネたらシヴァも迷惑やろうし... と思い、無理やり納得。

そんでもってその日から、バラナシ広しと言えど、一人しか居ないと言われる貴重な先生のレッスンは始まったのでした。
ガンジス河を眼下に見渡せる屋上でよくレッスンしました。
先生はよく、
「1日、20時間練習しろ!!」
と仰っておりました。
英語が全く駄目な御方だったので、何かの間違いだと思いますが、はっきり云って無理です。
タバコは身体に良くないと云いながら、僕のタバコを美味しそうに吸っておられました。
気を使ってレストランのチャイを出せば、マズいといわれる始末。

それでも、先生がコブラフルートを吹くと、テラスで寛いでいた外人さん達からの熱い拍手!!
すごい御方に出逢ったもんだぁ...

guru-ji play cobraflute(been)








Quicktime Player required. Get it here!!

Sunday, August 20, 2006

yidaki-ism vol.5







今、ねじれや反りを強制している〝サルスベリ〟の笛。
歪みも落ち着いてきているので、そろそろ接着させようかと思っています。

今までは日本の木工ボンドを使っていたが、これからはアメリカ産の接着剤を使う予定。
身体に無害で、耐水性もあり、めっちゃ強力な接着をしてくれるらしい。

このサルスベリが一番最初に笛の制作を試みた丸太だったが、割ってからとんでもない事になってしまい、なかばあきらめモードだったが、なんとか巧いこと強制出来てそうなので、そろそろ仕上げの段階にはいろうかと思っている。

湿気の無くなる頃、接着します!!

Monday, August 14, 2006

on a street



in nepal


ディジュを始める事になった、最大の要因...
それは、上の写真で吹いている楽器〝ビーン〟(コブラフルート)をインド(バラナシ)で購入したのがきっかけだった。

ず~っとインドで蛇遣いに逢いたいと思っていたのに、中々その機会は訪れなかった。
この様な大道芸人によく遭遇するヤツもいたが、面白いもので、コチラが一方的に恋い焦がれると、
「さっきまで居たのに...」
...とか、
「昨日ここでやってたよ...」 
...みたいな感じのニアミスばかり。

そして、ネパールの... 確か、ポカラだったと思うが、突然その時がやってきた。

なにげに道を歩いていたら、目の前に笛吹く男とキングコブラが...
予想もしていなかったのでビックリしたが、ダッシュで近づいて写真をパチパチ、後でやり取りが面倒になるのは判っていたが、そんな事はお構い無しだった。

それから僕の質問タイム。
ュゥ 「おっちゃん、どこから来たん??」
蛇おっちゃん 「インド。」
ュゥ 「.....。」

なんで、ネパールで逢うねん...。(心の声 

ュゥ 「コブラはん、何匹おるん??」 
蛇おっちゃん 「全部で5匹。」
ュゥ 「へぇ~、5匹もおるんやー。エエもん観れたわ...っで、なんぼ??」
蛇おっちゃん 「500ルピー。」
ュゥ 「はぁ!??」
蛇おっちゃん 「だって写真撮ってたやん、...だから、500ルピー。」

予想どうりだったが少し困り果て、彼女の方へ目をやると、ホレみた事かと冷たい視線で僕を見ている。
後ろで観ていたネパール人らしきカップルは、僕らのやり取りを聴き、お金を払わず何処かへ行ってしまうし...

本来、大道芸人に金額を決めさせること自体がオカシな話しなんだが、それは、僕の優しさというか... 
せめてもの気持ちというか... 
しか~しっ!! さすがインド人。そんな気持ちは一切通じづ、普通にフッかけてきた。

ュゥ 「高くて払えません。」
蛇おっちゃん 「じゃー、300ルピー」
ュゥ 「むっ... 無理ッス。あの~ぅ...100ルピーでどうスッか??」
蛇おっちゃん 「エーッ!! 100ですか?? そんなんじゃ家の嫁はんや子供に飯も食わされへん!! それに、うちにはヤギもおるしな。そいつのエサ代も要るし、このコブラはんにも美味しい生卵くわしたらなアカンし...○×%U&”?>」

話しがややこしくなって来たので、ポケットに入っていたお金(70ルピー)を出し、
ュゥ 「ゴメン!! 今コレしかないねん!!」
蛇おっちゃん 「...?? だから..○×&%$#」
ュゥ 「おっちゃん、アリガトー!! ナマステー!!!」
蛇おっちゃんとコブラ 「.......。」


感動の蛇遣いとの出逢い in ネパール ...でした。

Thursday, August 03, 2006

複合機がやって来た ヤァ!ヤァ!ヤァ!





わが家にキャノンの複合機〝PIXUS MP950〟がやって来ました。
単体のフィルムスキャナーを買うか、複合機を買うか悩んだのですが、結局、フィルムスキャンも出来る複合機と相成りました。
残念なのはよく撮るブローニーフィルムがスキャン出来ない!! (35mmのネガ、ポジ、マウントのみ)
でもポラロイドなんかスキャン出来るので、早速ポラの写真アップしました。(喜

Sunday, July 23, 2006

Rainy Night in Georgia


スーツケースを置いてたたずんで
夜を過ごせる暖かい場所を探す
ひどい雨が降っている
君が「大丈夫」と呼んでいる声が聞こえるように

ジョージアの雨の夜
ジョージアの雨の夜
世界中で雨が降っている様に
世界中で雨が降っている様に

ネオンが光っている
タクシーもバスも夜を通りぬける
遠くの列車の音は
夜に向かう悲しいリフレインみたいに

ジョージアの雨の夜
ジョージアのこんな雨の夜は
世界中で雨が降っていると信じてしまう
世界中で雨が降っている気がする

何度思ったことだろう
でも結果は同じ
どんな風に見ようと考えようと
これが人生だしこうやって行くしかない

貨物列車の中で居所を見つけた
だから暇つぶしにギターを取り出す
眠れない夜更けは
君の写真を胸に抱くとほっとする

ジョージアの雨の夜
ジョージアの雨の夜
世界中で雨が降っている感じがする
すこし淋しい
世界中で雨が降っている

孤独になったことがあるだろうか
この男の住む世界では
雨が降っている感じがするだろう
雨が降っている
雨が降っている
雨が降っている


ずっと雨、ブルック・ベントンの雨のジョージアが無性に聴きたくなった。
1970年の作品。

今流している曲
Rainy Night in Georgia / Brook Benton

Friday, July 21, 2006

mixi疲れ


-以下、ウェブにあった記事-


「mixi疲れ」を心理学から考える

SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)「mixi」で頻繁に日記を書き、多くの「マイミク」と交流している人が、コミュニケーションに疲れ切ってmixiを突然辞めてしまう――「mixi疲れ」とでも呼ぶべきこんな“症状”が、一部のmixiユーザーに見られている。

自ら好んでmixiに参加し、コミュニケーションしているはずなのに、辞めたいほど疲れてしまうのはなぜなのだろうか。SNSのコミュニケーション心理に詳しい野村総合研究所上席研究員の山崎秀夫さんに聞いた。

●やめられない、止まらない

「日記を書いてから5分以上レスが付かないとそわそわします。病気かもしれません」――mixiユーザーの中村初生さんは自らを「mixi依存症」と認め、2004年のある日記にこう書いた。当時の中村さんは、ほぼ毎日日記を書き、友人からのコメントにも欠かさず返事していた。

mixi日記は、ユーザーによっては、一度書き始めると止められなくなってしまう。日記へのコメント機能やアクセス履歴を表示する「あしあと」機能が、ユーザーに「快感」を引き起こさせるためと、山崎さんは説明する。

自分の日記にあしあとやコメントが付くと、周囲から認められたという「認知欲求」、自分を受け入れて欲しいという「親和欲求」が満たされ、それが快感になるという。好意を持っていたり、尊敬している相手からあしあとやコメントが付くと、さらに高い快感が得られるため、快感を求めて日記を更新し続けるという“中毒”症状につながる。

加えて「好意の返報性」も働く。人から受けた好意に対して同じだけの好意を“お返し”し、心のバランスを保とうとする作用で、mixi上では、自分のページにあしあとをつけたり、日記にコメントをつけてくれた人に対して、あしあとやコメントを返そうとする行為として現れる。これによって相手にも好意の返報性が働き、自分の日記にコメントやあしあとが付きやすくなるため、応酬がエスカレートしていく。

つまり「コメント欲しさに日記を書く」→「コメントが付いて嬉しくなる」→「コメントをくれた人の日記にもコメントを返す」→「自分の日記へのコメントが途絶えると、コメント欲しさに新たに日記を書く」──というサイクルが際限なく続くのが“mixi日記中毒”の正体と言える。

●マイミクは「社章のようなもの」

友人同士をリンクで結ぶ機能「マイミクシィ」(マイミク)が、この応酬をさらにヒートアップさせる。ユーザーは、別のユーザーにリンク申請して承認されると、自分の「マイミクシィ一覧」上に相手が表示される。マイミクはいわば、友人である証だ。

山崎さんは「マイミクは、社章のようなもの」と言う。社章を付けた人は、その会社の社員であることを強く意識し、社員としてのふるまいを強化する傾向があると考えられている。A社の社章を付けた人は、より「A社の社員らしくふるまおう」と意識するといい、社会心理学で言う「役割効果」が発揮される。

マイミクも役割効果を持っているという。マイミク登録・承認することにより、「私はこの人とマイミク(=友人)なのだから、友人らしい振る舞いをしなくては」と意識するためだ。

mixi上では、あしあとを付けたり、日記にコメントすることが友人らしいふるまいとなる。少数のマイミクだけと付き合っている間は問題ないが、見知らぬ人や1度きりしか会ったことがない人など「にわか友達」をマイミクに加え始め、全員のページにあしあとやコメントを付ける――という作業を繰り返していると、だんだん無理が出てくる。

見知らぬ多数のマイミクと親しく振る舞おうとする努力は、飲食店店員の笑顔のようなものという。当初は、少ない客に対して心からの笑顔を見せていた店員も、客が増えて忙しくなるにつれ、笑顔が義務化し、笑顔を作ることに疲れ、ストレスをためてしまう。関係が薄いマイミクにあしあとを付け、コメントを付けては疲れるという“mixi疲れ”の症状も同じ構造だ。

●“mixi疲れ”から抜け出すには

mixi疲れから脱却するためにはどうすればいいのだろうか。山崎さんは、(1)mixiは土日だけしか使わない、といった自主規制ルールを決める、(2)マイミクの数を整理する、(3)会ったことがないマイミクと会う機会を作り、自分と合う人か見極める――といった解決策を提案。最終的には、ユーザーの精神的な自立が必要と説く。

とはいえmixiは、職場や近所などリアルなコミュニティーの付き合いが希薄となった現代で、その枠を超えた“社交”を可能にし、日々のストレスをいやしてくれるツール。その意味では「国民栄誉賞もの」と山崎さんは評価する。

mixiをコミュニケーションツールとして気持ちよく使うためには、依存からの脱却は不可欠だ。米国で9000万ユーザーを集めるSNS「MySpace」では、SNS依存についての議論が始まっているという。日本でも、真剣に考えるべき時が来ているのかもしれない。



先日、友人からmixiをやっているの?? ...と聞かれた。
もちろん変事は〝No〟
元来、流行りや皆がこぞってやっている事をするのが嫌いな性分。

リバプールでビートルズに由来のある所をまわる、〝マジカルミステリー・ツアー〟に無理やり彼女に参加させられた時も、ガイドが皆を引き連れ右に行けば僕は一人左へ行き、誰も目もくれない物に興味を持っては写真を撮っていた。
そんな僕を彼女はアナタらしいと云い、バスから眺め笑ってはいたが...

まぁ、mixiであれ普通のブログであれ、この様な症候群は多く居るのでは??
先進国というか、都会の病気の様にも思う。

Tuesday, July 18, 2006

initiation or meditation


イダキの音をメディテイションする時に使ったり、ヒーリング効果として聴くという方々は世界中に結構いるだろう。
だが、このメディテイションとかヒーリングなどという言葉は最近日本でフューチャーされだした、言わば新しい音に対しての考えではなかろうか??

僕もつい最近まで...
「この楽器はヒーリング効果があると言われ、治療の一環で使われる事もあるんだよ。」
と、人に云っていた時もあったが、今ではそんな説明はしない。

それは、〝ホワイト・カカトゥー・パフォーミング・グループ〟のダリルのインタビューで、
「アボリジニはイニシエーションにマゴを使うが、メディテイションには使わない。」
と云っていたのを読んだのがきっかけだった。

イニシエーションとメディテイション、言葉の響きは似ているが意味は全然違う。

イニシエーションとは...
入社式または加入礼とも呼ばれる、通過儀礼の一つ。
外部の人間が新たに共同体に加入する時、しばしば苦痛を伴う儀式の洗礼。
成人式・入社式はその一形態。

メディテイションとは...
瞑目もしくは半眼で、想念を独特の落ち着いた状態にすること。
目を閉じて深く静かに思いをめぐらすこと。

どちらも精神的という所では共通しているが、その内容の違いはあからさまである。

ちなみに、ヒーリングとは...
いやすこと。いやし。治療。治癒。特に、ストレスなどで病んだ現代人の心身をいやすこと。

アボリジニはイニシエーションで使用し、ノン・アボリジニはメディテイションやヒーリングで使用する。
なぜ、その逆は無いのだろうか..??
その逆?? そんな事はありえる訳がないだろう。

イニシエーションで使用するという事は、それ即ち、その文化を知り、その歴史を知り、何よりも血筋を必要とするのだから、異文化の人々は真似事は出来てもそれ以上にはならないだろう。

それは、日本で云う「武士道」とか「茶道」などで使う「道」の意味を外人が理解出来るのか??
というのに近い意味合いがある...
日本人でも上手くは云えないが、でも、それは日本人という血統が有るからこそ理解できるイメージみたいなものが、イニシエーションにあるのでは...

Wednesday, June 28, 2006

mic check!! one, two.


今、マイク選びでお悩み中!!
というのもイダキ上達の為、自分の音をちゃんと録音して聴いてみたいし...
それ+フィールド録音とやらもやってみたいのです。

笛のP師匠曰く...
「マイクは大切、録音機材の中でも特に大切なので良いのを買いなさい!!」...と。
様はDATで録音しても、マイクがヘボかったら意味無いのです。

今回、僕が買おうとしている録音機は音をコンパクトフラッシュにデータ化し、しかもDATよりも良い音で録音できるというマシーンなので、自ずとマイク選びには慎重になってしまう。

なんでこんなにこだわるのかって??
僕が思うにイダキはかなり〝Hi-Fi〟な楽器だと考えている。
だからその音を〝Lo-Fi〟で録るのはイヤだし、それをすると自分の音を聴いて勉強できないし、勉強にならない。

実際に良いマイクがないかと近所のリサイクルショップへ出かけ、その時、プロモデル(といっても定価は¥16000ー)のボーカル用ダイナミックマイクが¥2500ーで売っていたので、悩んだ結果、PCに初レコーディングする為用のテストマイクだと自分に言い聞かせ、買ってさっそくPCに繋いでレコーディング(下にサンプルあり、クイックタイム必要)したが、やっぱりレンジ幅の広い音は無理だった。
今までデジカメにしかおとした事がなかったので、それに比べたら全然マシだが、哀しいかな、所詮ヴォーカル用はヴォーカル用。
思ってた通り、低音部と高温部をひろえていない。


今のところシュアーかオーディオテクニカのマイクと考えているのだが、どのマイクがフィールド録音もでき、イダキの倍音をあますところ無く記録できるのか全く判りましぇん。(泣

うぅ~... どれが良いのか...(悩 

誰か素人の僕に教えてください。


sample sound Mp3 VBR
Dynamic Microphone JM-16S for Vocal








Quicktime Player required. Get it here!!

Saturday, June 17, 2006

聴くべし!!



Soul of Rite / GOMA

ちょいと前にshinさんからお借りしたGOMAのニューアルバム...
あまり聴くアーティストではなかったが、このアルバムはめっちゃエー!!

恥かしながら、ヘビー・ローテーションになってしまた。

とにかく、バッキングやエンジニアの良さを感じる... 俺的名盤!!

7. Indiana Black Palace
8. 宇宙人
...がお気に入り。

Monday, June 05, 2006

a day in the live


The White Cockatoo Performing Group Japan Tour ,in Osaka


いや~... 最高のパフォーミングでした。(感動
僕がこれまでに観たライブ史の中でも、特に良かった!!

ジョンによってのアボリジナル文化の講義の時は、あまりにも気持ちいいスピーチだったので、何度かうとうとしてしまいましたが...(横に居た田中さんも寝ていた
それでもなんとか眼をこじ開け、アボリジナルアートについて学習させて頂きました。
ジョン、ありがとう!!(合掌

それなのに、〝ホワイト・カカトゥー・パフォーミング・グループ〟の演奏が始まった瞬間、眼はパッチリンコ、耳はダンボになっちゃいました。
...ジョン、ごめんなさい。(懺悔

特にマゴのソロの時は、よりいっそう耳が... でっかちゃんだよ。(ワカルカナ~??

まぁ、なんせ来て好かったの一言に尽き、感服しました。


その後の〝串ボウズ〟での打ち上げも面白かった。

えっ!? アボちゃん焼き鳥屋で何してんの的えずら。
えっ!? あんたギターも弾けるんや的パフォーマンス。
えっ!? 酒呑んで結構ゴキゲンやね的ノリ。

アリスの国にでも居るような、不思議なひと時でした。

おわり


今、流してる曲
Wede Man (Hoody Mix) / The Chemical Brothers

Friday, June 02, 2006

悪友、再会。 -其ノ三 完-


小さい町なので、又すぐにバザールでジャパニーに会った。
...いつもの口調で話かけてくる。
「スミマセン、チャイ ノミマスカ?」
いつもなら見知らぬ人から飲み物や食べ物を頂くのは丁重にお断わりだが、(なぜなら、睡眠薬入などで物を取られたり、最悪は命の時がある。)
ビジャイさんからジャパニーの話も聞いているし、顔を見ても〝ワル〟ではなかったのでお言葉にあまえ頂いた。

その時だろうか??
僕の母に会っただの、弟を知っているだの、妹とはよくヒンディーで話しただのと彼が語ったのは...。

確かにオフクロは僕達3人がインドへ渡った2年程前、娘と息子(妹と弟)を連れインドに来ていた。
約9ヶ月という期間のうち、最も長い間滞在していたのはここラジギールだった。
ジャパニーはその時に私たち家族の事を知ったみたいで、特に一番ヒンディーを流暢に話す妹とはよく話をしたみたいだった。
話しの内容もつじつまが合っていたし、人を疑うのにもそろそろギヴアップ気味だったせいか、チャイを呑みながら仕様もない話しをし、二人で笑ったのを憶えている。

時折、話しの途中でビジネスがはいる。
「ナニカイルモノ、アリマスカ??」
「いるもの?? ないなぁ~。」
「ナニカ イルモノアッタラ ユッテクダサイネー。」
「だから!! ないって...」
「...ワカリマシタ、スミマシェンネ。」
...こんな感じ。(笑

そう...
この時の旅ではチャイ飲み友達ていどの付き合いだったが、つぎ彼女と訪れた時は酒飲み友達になって、一人ラジギールに1ヶ月ほど滞在したときは、僕達ファミリーの事をよく知る良き理解者で、インド人の親友となるなんて考えてもみなかった。

このジャパニーが、僕のラジギール生活の中での〝キーマン〟で、シッダルタホテルの連中がヤキモチをやく位いつも一緒にいたのだ。
彼が居なければ、最下級の人達と仲良くする事も出来なかったろうし、見知らぬ人の結婚式に呼ばれる事も無かっただろう。(その話は後日)
一辺道りのツーリストと見られず、ココが好きで滞在し、インド人化していると近所の人達に思われ、地に根付いた生活を送れたのもジャパニーが居たからだった。
お蔭でいい写真もいっぱい撮れたし...

ホテルの門番のオッチャンなんかは、毎日僕の顔を見るやいなや、
「ジャパニー、ヒンドゥースタニー!!」(日本人だけどインド人!!)
とサングラスをしたまま、安いプラスティックのイスに踏ん反り返って、偉そうに云ってくる。

このオッチャン、ビジャイさんが来た時なんかは直ぐにイスから立ち上がり、ずっと立って門番してました的パフォーマンスし、あたかもゲストとは口なんか聴いてませんみたいな態度をするが、ボスが居ない時はいつもこうだった。
そんな光景を見ているので滑稽(こっけい)で笑いそうになるが、
「ダンネバード!! ダンネバード!!!」(ありがとう、ありがとう!!)
と合掌してやり過ごす。
憎めない、アジのあるオッチャンだった。

マネージャーのサンジャイとは歳は余り変らないが、僕よりオトナだったので何も云わず面倒を見ていてくれたが、その下にいる〝ラッタン〟はその時はまだ子供で、僕のことを兄貴と呼び慕ってくれていただけに、ジャパニーが僕の宿まで夕方やって来たら、
「今晩もジャパニーとお酒ですか~??」
なんて、イヤミな憎たらしい云い方をしてきた事もあったが...

いまじゃ、この二人もジャパニーも結婚を済ませ、子供までいる次第。
全然変らない僕は、そんなニュースを聞き、時の流れを感じている。


あれから、10年... はやいなぁ~...


そういばビジャイさん、ラジギールで結婚しろって云ってたなぁ...
インド人の嫁はんとゆかいな仲間たち......in ラジ・ギール。 

....マンガやん!!! ( ̄□ ̄;)!!


今、流している曲
祈り / Vions

ラジ・ギールのみなさんに愛をこめて...

Tuesday, May 30, 2006

スウィートデシタ...


昨日の事。
仕事を終え家に帰ってちょっとしたら、突然ホーボーさんが現れた。

ホーボー 「ジャンとこで今からライブあるからや~、ユウ見に行けへん??」
ユウ    「今から?? すぐいくんやろ?? ちょっとまってや。」
ホーボー 「マジで??」
ユウ    「うん、エ~よ。」
そう云ってニット帽をかぶり、いざ吟遊詩人へ。

ホーボーさんも僕も久しぶりのライブやし、久しぶりの吟遊詩人だった。
チャリンコこぎながら、
「今日は何のライブなん??」
ときいたら、
「叩き語り。」
と一言。
そう、今日の〝トリ〟は弾き語りではなく、叩き語り。
「太鼓はジャンべ??」
「おー、ジャンべもあるけど色々たたきよんねんソイツ。」
「色々?? そーなんや。」
「最近みたヤツの中では一番やな。」
「へ~、そうなんや。」

ようはこうだった。
俺が気に入ったヤツは、お前(ユウ)が観ても気に入る... ってこと。

相変らずのジャイアンぶりだし、不器用な誘い方も笑える。
店に着いた頃には、一人目がそろそろ終わりかけていた。

そして、二人目。
それから本日のトリを飾る、三人目のパフォーマー〝ヤマザキ ヤマト〟
...の横に、今回はイダキがついていた。

ジャンベ(ヴォーカル)とイダキというデュオから始まり、半ばからソロ(叩き語り)。
確かに色んなモノを叩いていた、ジャンベ、ビリンバウ、タンバリン...etc
その中に、ボクの〝ココロ〟を思いっきり一突きに刺してくれた楽器があった。

けっこう人よりかはいろんなモノにアンテナを立て、受信してきた方だと自分でも思っている、だからスレてしまったのか、衝撃的な事に最近は縁がなかった。
もちろん、初めて見たり聞いたりする楽器は今だ無いわけではないが、
〝ココロウタレル〟事はなかった。
しかし、今回は衝撃を受け、こころ打たれました。

絶対に買うし、買って皆さんにお披露目するので、その時までソレが何なのかは云わないし、云いたくない。
それほど、自分のモノだけにしたいと思ったわけで...(意地悪
でも、どんな音がするのかだけ云うと...

それは、とっても甘い音のする楽器。
ホントニ、ホントニ、スウィートデシタ。(感動

ライブ自体も、今まで観た吟遊詩人の中でも一番良かった。
音もよし、お客さんのノリもよし。=酒ガン呑み。
...っで、今日はオェンツ君になりながら仕事してました。(笑

嗚呼、あの音... スウィートやったなぁ...


という事で、今流している曲
Immigrant / sade


追伸

今日、mohlyさんからメールがきました。
自作の笛の写真が添付されていて、その写真を見てビックリしました。
「これって... イダキじゃん!!」
って感じの、すんばらしい出来栄え。

残念ながら音は無かったので、今度逢ったら吹いて音聞きたいデス。
しかし、ルックスは最高でした。(脱帽
その笛は、6・3のワークショップでお披露目するみたい。
みんな心して見るように!! 多分〝コシヌカス〟で。(爆笑

mohlyさん、残念ながら6・3は参加しません。
もしかしたら、見学コースで行くかもって感じです。
そういう事なので、ヨロシク!!

そうそう、ライブは愛するハニーと観に行きますよ。

Saturday, May 27, 2006

Mack Yidhaky




@Mack Yidhaky Demo


めっちゃカッコえ~!! このリフ!!!
たまらん好きやわぁー!! こんなノリ!!!

Tuesday, May 23, 2006

チチ、カエル。の巻

インド人のお父ちゃんこと、ビジャイさんが昨日インドへ帰えった。
約1ヶ月日本に滞在し、今回は高知、長野へ行ったと云う。
ジャパニーといいビジャイさんといい、インドに行けば必ず逢いに行くし、逢いたくなる2人が個々の用件で同じ時期に日本の大阪に訪れるという、奇跡ともとれるような偶然にも終止符が打たれた。
最後の日ビジャイさんは何もせず、
「今日はレストする」
と云い、家でゆっくりしていた。
顔の広い御方なのでどこに行っても色んな処へ連れていかれたのだろう、その疲れを癒すかのように家の中でゴロゴロし、一度だけオヤジと一緒に温泉に浸かりに出て行った。

そして、ビジャイさんを囲んで最後の晩餐。

月曜日は関空まで御見送り。
じっと去って行くのを見ていると、あっち行け!!(もういいから帰れ)
と手をふる。

暫しのお別れ...

行きは2人だったが、帰りは1人。


相変らず、今回も子供扱いだった。
「カラダハ、サンジュウ。アタマハ、ジュウゴ。」
と、何回云われたことか...
「お前は長男だ!! インドでは長男はこんなにしないといけない事があるんだぞ!!」
「...だから、しっかりやりなさい。」
などの、愛情たっぷりのありがたい檄を飛ばされたり...


しかし、それにしても今年の4月は良い月だった。
僕のインド生活で最も重要な2人が同時に現れるなんて...(嬉泣

くそーぉ!! 待ってろよ~、インド人ども!!
いつの日か必ずや御礼参り行ったるからなぁ~!!!

Saturday, May 20, 2006

ある男の物語



@the story of a man

オヤジの友達がTVで放送された時の映像です。
約25分位あるので全部観るのに時間がかかりますが、いい内容なので是非時間のある時に観てください。

〝トゥー・マッチ〟と言う伝説のバンドのメンバーでもあった良二さん、いつも燻し銀の様なギターを弾いてくれます。
最後の方に少しだけですが、ブルースハープの第一人者〝妹尾さん〟とギグをしてます。


今流している曲
淋しさには名前がない / 浅川 マキ

Wednesday, May 17, 2006

笑い話。

今日、サイフを拾いました。
ネコババ?? 勿論してませんよ。(笑

でも、笑えます。
この前サイフ無くして、今日はサイフ拾って…。

フフッ!!

Friday, May 12, 2006

「くどうちゃん。」




たまにはこんなネタで、笑ってくださいな。



今日、サイフを無くしてしまいました。
笑えません...(トホホ...

Wednesday, May 10, 2006

sweet vanilla








懐かしい写真が出てきたので、紹介します。
まえに飼っていたヨーキー(女子)です。

名前は〝バニラ〟
通称〝バニー〟

人という人は、みな自分(バニラ)のファンだと思い込んでいたのか、ないしっぽをフリフリさせ誰にも恐れず寄って行くので、いつか誰かに連れ去られてしまうのではないかと散歩はヒヤヒヤもんでしたが、当の本人はリードを放してやるとドコかに雲隠れし、ちょいとすればルンルンで帰ってきてました。

そのくせ同業者の犬が嫌いで、特にデカイ奴が現れたひにゃスッ飛んで帰ってきて、抱っこしろと云わんばかりに僕のひざを前足でカリカリ。
仕方ないから抱いてやると、たかみの見物で、いつもじっと同業者を眺めてました。

吠える事も全然しない、気の弱い可愛いヤツ。

はぁぁ... 
今頃、元気でやってるんかなぁ~?? バニーは...(涙

Monday, May 08, 2006

悪友、再会。 -其ノニ-

ミルク売りの少年は良いお客さんを捕まえたのだろう、毎朝ゴキゲンで定時にやって来る。
子供は慣れるのが早い、僕が日本人だから余計に若くみえ親近感がわいたのか、3回目ぐらいのモーニングコールは「ナマステ!! ブラザー」だった。
こっちもこっちで、インド人のガキにナメられるのもしゃくに触るので「ナマステ!! バッチャー(子供)」といい返す。

滞在期間中こない日が1・2度あったがその時は心配になり、なんかあったんちゃうか?? ...なんて思う始末。(笑
でも次の日に、お前は俺の客だからちゃんと来てやったぜ... みたいな顔をして現れる。
ムカつくけど、コイツがいないと朝のチャイがブラックティーになるしなぁ~... ガマン、ガマン。
どっちが上か下なのか... 持ちつ持たれつとはこういう事だと理解する。


朝そんな事をしているさなか、町の小さなバザールで買い物をしていたら、後ろから一人のインド人が声をかけてきた。

「アナタ~、ドコカラキマシタカ~??」

風貌で日本人と直ぐに分かったのか??
ここで無視をかませば一見お洒落なチベタンか、チャイニーズぐらいに思ってくれるだろうが、悔しいかな振り向いてしまったので日本人とチョンばれ。
それに、振り向いてそこに居たのは背のちっちゃい、子供がヒゲを生やした様なチンチクリンなインド人だった。
なんじゃコイツ~... と思い、無視したら次は
「ナニ、サガシテマスカ~??」
と聞いてくる。うっとおしいので愛想なしで
「べつに何も探してへん。」
と云うと、今度は
「ドコ、トマッテマスカ~??」
...と、シツモン3連発。

「そんなん聞いて、お前どないすんねん!?」
と云いそうになったが、ちょっと待てよと考えた。
今、お世話になっているビジャイさんはここいらではボス的存在... 
俺達はその人のスペシャルゲストやから、宿の名前出したらコイツはひいてどっかいくやろ... と思い。
「シッダルタ」
と答えたら
「ナマエハ、ナンデスカ~??」
...? 
4回目のシツモンがとんできた。ちょっと“イラッ”ときたので
「お前の名前はなんなの??」
と少しキツく聞いたら、そのインド人はこう答えた。
「ジャパニー・クマールデス」
「...ジャパニー・クマール??」
「ハイ、ソウデス」
「自分それネタやろ?? ジャパニーって日本人かいや? もうエーって、ほんまはなんなん?? ニックネームじゃなくてさー!!」
「ニックネームジャナイデス、ホントノナマエデス」
「ハァー!!(笑) わかったわかったジャパニー、楽しかったわ、ありがとう!!」

まだ少ししゃべり足り無そうな彼を置いて、僕は宿に帰った。

早速、親父に報告をすると
「そんなヤツおったかな~??」
ぐらいの返事だった。
元来〝ニホンゴ〟で寄って来られるのが嫌いな人だから、素ムシをかまし記憶に無いのだろう。 
まぁ、ウソでもネタでも面白かったので笑えたが...

それから少ししてビジャイさんがやって来たので、さっきこんな人と会ったという話になった
「Oh, ジャパニーにアイマシタカ??」
「ジイ、バザールで会いました。ビジャイさん、彼の名前はホントにジャパニー??」 
「ハイ、ソウデス。アノヒトサンノ、ホントノナマエデス。アノヒトサン、ウマレタトキ、カオガニホンジンミタイデシタ。ホントニ、ホントニ、ニホンジンミタイデシタ。ダカラ、オカーサン、カンガエテカンガエテ、ナマエツケマシタ。」
「ジャパニーって??」
「YES, ソウデス、ジャパニーデス。コレ、ホントノナマエ。」

...!?

名前がウソとかネタじゃなくて、事実がネタやん...

「そんなんで名前決められんの?? たまらんな~... そう思えへん、兄ちゃん??」
「んっ!? へぇ~、そんなヤツおんの~??」
...あまり興味なさげな、いとこの兄貴の返答でした。


ジャパニーと出逢った、10年前の1月の話。

つづく...

Sunday, May 07, 2006

悪友、再会。(インドの話)



ジャパニー・クマール / 関西国際空港にて


つかの間の再会だった...

「ゴメンナサイネ、オニイサン、コンカイハイケルトオモッタデスケド、イケマシェンデシタ...」
「いいよ、気にしてないから。コイバートナヒンハイ、ジャパニー...」
「ティークハイ、...ソレジャ、マタネ。」
印度から日本に来ると云って、来なかったには去年の話。

じゃ、来ないのならコチラから行けばいい... 
と思い、3月頃インドへ旅立とうと思ったのだが、結局今年も辿り着く事はできなかった。

自業自得なんだが、行けなかった事に落胆していた頃 〝ラジ・ギール〟 から又電話があった。
ジャパニーからだった。
「4ガツニワタシ、ニホンヘイキマス。」
相変わらず、流暢な〝ニホンゴ〟で話しかけてくる。
「サマスタイ、ジャパニー... 待ってるよ。」


彼と逢ったのは、もう10年も前の話。
その時の僕は旅なれていなかったし、一緒に同行していた親父は
「ニホンゴを話して寄って来るインド人が一番あやしい。」
などと云っていたから、とりあえずニホンゴで寄って来る連中を毛嫌いしていた。

この時の旅では幾度と無く憤慨し、印度人と言い合いになった事も多々あった。
旅のベテランの親父は、この時の俺をどう観ていたのだろう??
親父の場合、日本人だからと寄って来る印度人には素ムシをし、ただ去って行くのを待っていたが、いかんせん若かった僕は常に敵意むきだしで、〝日本人をナメるな!!〟とばかりに
「うるさいねん!!」
「お前、しつこいなぁ~。どっかいけやっ!!」
など、毎日一人や二人にはイラだち怒っていた。

そんな道中にも嫌気がさしかけた頃、色んな理由があって 〝ビハール州〟 の小さな町 〝ラジ・ギール〟 へ行く事になった。
この時、一生のお付き合いになるであろう二人のインド人に逢うなんて、微塵(みじん)にも思ってもいなかった。

バナラシから寝台列車で半日揺られ、目的地に到着。
静かな所だった。線路には牛がたむろし、我がもの顔で草を食べ寝ている。
後で聞いた話だが、インドには野良犬ならぬ、野良牛がいたり、野良馬なんぞもいると。
その牛達が野良かどうかはしらないが、インドの田舎の風景だった。

直ぐに相乗りの馬車を捕まえ、親父の友達が経営する 〝ホテル・シッダルタ〟 へ。
簡素なスタイルだった... (10年前の話だけれど。)
敷地の真ん中に大きな円形の花壇があり、それを囲む様に個室が10部屋ほど並んでいる。
色はパステル調のピンクかブルー、どちらにせよインドではよく見かける色。
いつでもゲートはオープン、閉めるのは夜眠る前で朝は早くから開けていた。

こちらに来て次の日ぐらいに、朝早く誰かが部屋をノックする。
コンコンコン... コンコンコン...
時計を見れば6時前。 誰だろう?? こんな朝早くに。
親父かいとこの兄貴だと思い、目をこすりながらドアを開ける。
清々しい空気の中に立っていたのは、見知らぬサリーを着た女の人だった。
身ぶり手ぶりで何かを僕に一生懸命いっているが、ヒンディーなので全く解らない。
ふと彼女の足元を見てみると、バケツにミルクが入っている。
...??
んっ?? もしかして、と思った時にホテルのマネージャーの 〝サンジャイ〟 が僕にこう云う。
「ミルクいらないか聞いてるよ。」
...思った通り。
「いらんわ.....っていうか...」
言葉がでてこなかった。

でも、ここら辺りから少し僕に変化があったのだろう。
又、寝床に入ってこう思った。
日本の常識をコチラに持って来ると、どうも自分がヤラれていってる...
俺は試されてるんか??... エッ!! 誰に..??
...なんて。

そして次の日の朝も、同じ時間に誰かがノックする。
まさか?? でも昨日いらんて云ったしなぁ~... と思いながらドアを開けると、そこには少年がバケツを片手に立ち尽くしている。
しかも、大きな二重の目でじっと俺を見ながら。
遠目のサンジャイに目をやると、インド人特有の首をふる仕草を僕にする。
その時何かがフッ切れ、おかしくなって笑ってしまった。
少年はなんで..?? ってな顔をしている。
正しくその顔は昨日までの自分だったろう、そう思うと面白さも2倍だった。

「サンジャイ!! 今からチャイ作って。 ガラムチャイ、ディジエ!!」

サンジャイは遠目で僕に首をふる。OKのサイン。
皆の分までミルクを買い、そのミルクで仕上がったチャイを片手に、今度は僕が寝ている親父といとこの兄貴の部屋をノックした。(笑

肌寒いラジ・ギールの朝、中庭で飲む熱いチャイは格別に美味しかった。
少年に感謝した、10年前の1月のお話。

つづく...


今流している曲
Man Dole Mera Tan Dole (Nagin) / Lata Mangeshkar

僕が世界で一番好きな大道芸人、コブラ使いのテーマ曲。

Thursday, May 04, 2006

yidaki-ism vol.4




@making a didgeridoo

G.W.笛造りが流行りぎみなので動画上げました。
こんな感じで笛造りを楽しんでおります。




ただ今制作過程、全長180センチのデカイやつ。
その名も“怪物くん”(笑

いい音が鳴りますように...

Sunday, April 30, 2006

イダキの絵




いずれ、オークションにでも出品しようかと思っていたアボリジナルアートです。
オークションに出す前に、まずブログで販売します。
イダキの名工でもあり、ペインターでも有名な「バディクパ・グルウィウィ」の作品。
表とキャンバスの裏にバディクパ本人のサインがございます。
結構大きな絵です。もっとちゃんとした写真など欲しい方は御一報ください。


タイトル:「ジュンギリング」イダキ伝説
作者:BADIKUPA GURRUWIWI
出身:NAPINYA
サイズ:80cmx47.5cm
キャンパス地(額入り)

商品説明
この作品は、イダキの名工としても有名なBADIKUPAが描いた2本のイダキにまつわる話を表現した絵である。この絵は樹皮画に描かれることもあるが、この絵はキャンパス生地に描かれている。

販売価格は4万円です。
興味のある方はコメントもしくは、メール
でご連絡下さい。
vanilla_chai03@yahoo.co.jp

Friday, April 28, 2006

guru-ji play didgeridoo (at the kushi-bozu)




@guru-ji play didgeridoo



Guru-ji...
The person who went to India understands the meaning.

He's name is Patrick Walsh.
He is a professional musician from Boulder Colorado, U.S.A.
There is his shop in the right link field, It is a Dreamtime music shop.

In addition,
This is an Album of his didgeridoo music.



Tuesday, April 25, 2006

PCコワレルの巻

マイPCが壊れてしまった為、ブログの更新が出来ませんでした。
電源とマザーボードがイカれてしまった様で、まぁ、それを交換して問題は解決。

PCを造る際、予算の都合で電源付きの安い箱を買ったのだが、この電源がダマダメな代物だったみたい。
そんな事は全く知らず普通に使っていたら、ある日突然動かなくなった。
いつも行くPC屋さんで診てもらったら、電源、マザーか死んでいる..??(エッ
よりによってなんで2つも同時に... なんでなん?? 

お店の兄ちゃん曰く、電源がイカれる時は何かをミチヅレにする事が多々あります。
...だってさ(泣
お陰で勉強になりやんした。


イヤー!! それにしてもこの前のバーベQは最高でした!!!
ナイスガイ達とのんびり気分でワイワイ・ガヤガヤ...

......ブーブー・ドンドン(笛と太鼓
ほんと、いいひと時を過ごさせて頂きました。


shinさんをはじめ皆様に〝合掌〟

Thursday, April 13, 2006

無題 (天使の嘆き)

リンクフィールドの池野氏の同士にBig Brother(B.B.)という御方がおられる。
いずれココで紹介しようと思っていた記事があったので、この機会に。

-以下の文章とコメントはB.B.氏のもの-


恐らく私は天使なのです。「天使」などと言っても、これは決して良い意味ではありません。

天使は高みから、人間世界の一切を見渡します。天使の眼に、人間の営みはことごとく愚劣にして悲惨です。しかし天使はその営みに加わり、悲惨の克服に手を貸すことはありません。仮に克服できたとしても、同じようなことがまた繰り返されると信じているからです。
天使とは、地上の何事にも心を動かされることのない精神を指す言葉です。

しかし幸か不幸か、人間世界の出来事をわが事のように見詰めている天使が、ここにいたりするのです。このような天使の生活は、非常に面倒なものになります。

私は、天使であることをやめて人間になりたいと願っているのです。天使の生活が、時として人間のそれ以上に悲惨なものであることを知っているからです。


★yu かく語りき...
B.B. 様

なるほど...
天使とはそういう存在でも在ると、思えました。

3/30/2006 01:47:31 AM

★Big Brother かく語りき...
上に書いた天使の話はネタ本があって、柄谷行人氏の『探究』です。今ちょっと本が手元にありませんが、確かⅡのあとがきに「天使たちは人間になろうとする。それは外部を欲するということである」とかいう話がありませんでしたか。

以前、自殺した漫画家・山田花子に関する評論を採り上げました。私の知人にも、自殺しそこねて後に死んだ女性がいます。
純粋無垢な精神の世界を仮構してそこに閉じこもり、高みから現実の世界を見下ろし、そこに暗い否定の影しか見ない―そんな種類の人間に、私は興味があります。なぜなら、疑いもなく私の中にそういう人間が棲んでいるからです。

3/31/2006 01:40:46 AM



...B.B.氏は詩的なアプローチをされる事があり、時にその内容が僕の心を打つ。
この時のB.B.氏の返答には、同感を超えシンパシーさへ覚える内容だった。

オリジナルの内容はコチラで。

Wednesday, April 12, 2006

デスクトップ




連チャンの呑み過ぎたのが祟ったのだろう。
やっと2日酔いから脱け出せたと思ったら、風邪を引いた。

しかも花粉症と重なったので、イライラもヒートアップ。
お腹は下し気味。鼻はズルズルでかゆいし、頭はズキズキ。

楽しい事の後には辛い事が待っているなんて...(涙
まぁ、しゃ~ないかぁ(笑

という事で、デスクトップ整理しました。
液晶画面て不思議と額に見えてしまう... のは僕だけかな??

マック風ランチャーを使い、出来るだけシンプルに。
以前はショートカットが多かったので色気もクソも無かったが、今こうして見るとアボリジニアートが冴えて見える。
ヒンディー風英語フォントもお気に入り。
...しょうも無いこだわりやけど(笑

クリックして大きな絵で観て下さいな。

Saturday, April 08, 2006

旧遊霊邸からの訪問者

僕がブログデビューしたのは去年の9月。
それまではネットサーフするぐらいでインターネットにも飽きがきていたので、新しい試みでホームページなんぞを創ろうかと思い、僕より早くブログやホームページに手を出していた木箱屋さんに相談をした。
そしたら、ホームページみたいなモノでもっと簡単に出来るブログをやって、それをステップにホームページ作ってみたら?? 
と云われ、早速立ち上げたのはアメーバーブログだったが、テンプレートや広告スペースに納得が出来ず、もっとカッチョ好いモノを探そうとネットにつないで最初に出て来たのが、今やっているグーグルがプロデュースする "Blogger" だった。
何となくイケてそうな感じだったので直ぐに乗り換えたのだが、そこからが苦難の道のりになろうとは想像もしていなかった。

まずブログは簡単と教えられたが、 "Blogger" でやり出した頃は全くテンプレート(HTML)等は解らなかったので、これ程までブログは難しいモノかと頭をかしげる日々。
なんど知恵熱が出そうになりかけたか...(笑
その甲斐あって少しはいろいろ出来る様になったが、未だ解らない事も多い。

で、そのアメブロ(旧遊霊邸)のサイドバーにメロメロパークなるブログペットを貼っていたのですが、なんせ1日で終わってそれ以来見る事もなかったので忘れかけていたところ、最近そのメロメロパークから「お友達になりたいという人がいます。」とメールが届いていた。
開いてみると確かに英語でメッセージが書いてあり、名前らしきモノもあった。
名前らしきモノ... そう、漢字が3つ並んでいる。 でも... 何て読むの..??
わからなかったのでその人のブログを拝見する事に... 
画面を観て、んっ?? 納得!!!

テンプレートを見る限り、多分中学生ぐらいの女の子だろう..??
悲しいかな、それでしか判断ができない。
でも、なぜ今頃こんなメッセージが届いたのだろう??
今はサイドバーに貼っているが、ずっと移行せず忘れていたのに...

気になったので足跡を調べてみたら、僕のブログに月イチ位でこのブログのアドレスを入れて飛んで来ている人がいる。
同一人物かどうかまでは調べてないけど、結局こういうことかな...

旧遊霊邸で引越しする事を告知し、新遊霊邸へ。
その際、今のアドレスを表記(リンクを張るなど高等な技が出来なかった為)
そして、それを見た人がそのアドレスをコピーし、新遊霊邸へ。

多分こんな感じだろう。それ位しか思いつかへん...
まぁどうであれ、この件があったのでブログペットをこちらへ移動しました。
それに、ついで仕事なので死んでいたアメブロは削除。

噂の女子??... であろう御方のブログを見たければ、ブログペットの赤い子をしつこくWクリック。
そうすると、彼女??.. のブログへ飛びますよ。


今流している曲
Can We Still Be Friends / Todd Rundgren

Wednesday, April 05, 2006

Wonder Girl


世の中には、不思議な事が起きたり、不思議な物が存在したり...
その中の一つに、超能力とやらがある。
残念ながら僕には霊感も、超能力も授かってないが、いま紹介している少女〝ティッピ〟には、それに近い何かがある様に思う。
それか、純粋無垢で恐れを知らなければ、この様になれるのかも..??

どちらにせよ、憧れの特別な人である。

彼女の事を「ターザン・ガール」と称して、アニマル・プラネット社が何話かをTV放送していた。
僕はターザン・ガールという呼び名が好きじゃない。
なんと云うか... 一昔前の白人的表現に感じてしまう。
それに、女の子だからもっと柔らかいイメージで...

だから、今回のタイトルは「ワンダー・ガール」(笑


--以下、ティッピを紹介した記事。(WEBで)--

「もしかするとこの子は、そう長く生きられないかもしれない」。出産に立ち会った医者がそう思うほどその女の子は小さく、儚そうにみえたという。
1990年6月4日、アフリカはナミビアの首都ウィントフークでのこと。ともにフランス人のアラン・ドゥグレとシルヴィ・ロベールとの間に誕生したその小さな女の子は、“ティッピ”という名を授けられた。
ヒッチコックの映画“鳥”に出てくる女優(ティッピ・ヘドレン)から採ったものだった。ナミビアの独立がこの年の3月だから、ティッピはナミビアで生まれた初めてのフランス人だということになるだろうか。

しかし、ティッピは、フランス人の女の子であると同時に、短い命かもしれないという医者の心配をよそに、熱い太陽に負けない“アフリカの女の子”にも育っていった。
ナミビアで生まれたティッピの初めてのおもちゃは、巨大なカバの頭蓋骨だった。生後数ヶ月の彼女には、きっとジャングルほどの大きさだったに違いない。
そして、ティッピが「お兄ちゃん」と呼ぶ28歳年上のアフリカ象“アブ”が最初の友だち。豹の皮のパンツをまとい、緑のブーツを履いたティッピは、地上でもっとも大きな友だちに近づいていき、5トンもの巨体を揺らしながらその長い鼻で息を吹きかけられると、くすぐったそうに笑う。
ヒヒの“シンディ”も、チーターの“ヌーシュカ”も、ライオンやダチョウ、へび、カエル・・・みんなティッピの大切な友だちなのである。

野生の動物たちとすぐ仲良しになれる不思議な能力を自分たちの娘にあることに気づいたアランとシルヴィは、その交流をテーマに写真を撮るべく、ティッピを連れ、アフリカでの自分たちの足跡を改めてたどることにした。1997年2月のことである。
ナミビア、ボツワナ、ジンバブエ・・・。トヨタのランドクルーザーにキャンプ装備一式とティッピを乗せ、長いアフリカ滞在の間に得た多くの友人を訪ね行く2ヶ月間の旅になった。旅の途中ティッピは、ランドクルーザーに轢かれそうになったカメレオン・・・“レオン”と名付けた・・・と親友になり、この旅の間、片時も離れることはなかった。
好物のバッタ採りに根気よく付き合うのはもちろん、毎夜のベッドもいっしょだった。

ナミビアのMt.ギャムスベルグでは“J&B”という豹をいとも簡単に手なずけてしまった。ティッピは人に向かって牙をむくJ&Bにすたすたと歩み寄って「おやめなさい」ときつく叱り、頭をコツンと叩いたのである。
そしていつしかティッピは、J&Bの首筋を優しく撫でていた。それからこう囁きかけた。「J&Bは世界でいちばん強い豹よね」。


...以上

この記事のタイトルをクリックすれば、ティッピのホームページにとびます。

Sunday, April 02, 2006

銀河系の形




私達が住む地球を取巻く銀河系とは、この様な形をしているらしい。
上の画像は、銀河系を上から見たところ。
真ん中の画像は横から、下は斜めから見た感じ。

黒く絵のない所は、未だ観測出来ていない部分。
素人の憶測だが、銀河系の全体像は、平べったい形をしている様に思う。

しかし、こんな巨大スペクタクルが、本当に頭の上に在るのだろうか..??
自分の存在自体、たまに疑わしく思ってしまうのに、こんなモノが頭の上に...

月並みな云い方だが、今、地球で起こっている出来事など、天上の世界からみれば些細な事ばかりだろう。

民族紛争があろうが、戦争しようが、津波で大勢の人が亡くなろうが、大阪で一生懸命笛を造ろうが、所詮は宇宙という大きな生命体からみれば、瞬きにも似た時間の中に地球はおかれ、細菌ぐらい小さいものだろう。
その中で、色々問題があるのだから... 哀れみさえ感じる。

そう思うと、人の存在価値など、無に等しいのかもしれない。

Friday, March 31, 2006

PC Piston






ベアボーンPC 「Piston」


次のPCはコレで決まり!!
天邪鬼な僕には、お似合いかな??

でも、色で迷ってます。
赤色が好きだけど、青色も良いね。
本音を云えば、メタリックじゃない色が欲しいけど。

Wednesday, March 29, 2006

Max Judo を聞け!!

ロック・ミュージシャンでイダキをフューチャーしているバンド...
僕の知るところヨス・インディ、ジャミロ・クワイ、ポルノ・グラフティー。

レニー・クラヴィッツがオーストラリアを訪れた際、ボトムの大きな、いかにも白人が好みそうなイダキを吹いていたシーンを、なにかの映像で見た事があったが、あくまで、オージー達が自分達の文化を知ってもらいたい... 
という感じで、イダキをレニー・クラヴィッツに吹かせたのだろう。
そんな感じだった。
その時、レニー・クラヴィッツは初めて吹いたにも係わらず、結構良い音を出していが、
「息がもたないよ。」
なんて云って、記者達が笑っていたのを憶えている。

そして最近、また新たに知ったイダキをフューチャーしているバンド...
そのミュージシャンは "Max Judo" という、アボリジニの血を引き、プロサーファーを含む4人組。

特に僕が思うのは、ヨス・インディに見られるオールド・スクールなロックとイダキではなく、X世代のクールな音とイダキが堪らなくいい!!
ヨス・インディだけが、R&Rとイダキの融合的音楽といわれると、古いというか... 言葉は悪いがダサく感じてしまう。
勿論、ヨス・インディの1stアルバムは個人的にめっちゃ好きなアルバムだが、R&Rとイダキという意味合いでは無く、違うところで気になる、大変良い名盤だと思う。

今流している曲は "Max Judo" の "Always Waiting" という曲。
この曲は "Tropicalize" というサーフ・コンピ・アルバムの中にも収録されていて、サーフミュージックシーンの中心人物ジャック・ジョンソンや、サブライム、ロングビーチ・ダヴ・オールスターズ...etc 
...と、僕の大好きなアーティスト達が入っている。
面白いのがトッププロサーファー、ロブ・マチャドの曲までもコンパイルしてたり、オーガニックな仕上がりで、全体的にもお気に入り!!

もう、5年程海には行ってないけど、このアルバムと笛を持って、久しぶりに波乗りしに行きたくなった...
今年ぐらい行こかなぁ..?? 海。 

Sunday, March 26, 2006

Mary Ellen Mark




@Mary Ellen Mark Photographs

溺愛する〝マリー・エレン・マーク〟のPV。
このPVには、かなりの著名人が出てくる。

この映像だけを観て〝マリー・エレン・マーク〟はこうだ!!
...とは云いがたい。

僕が最も好きな彼女の作品は、またひとつ違う社会を写したものが多い。

Wednesday, March 22, 2006

innocent when you dream

- 夢見る頃はいつも -


教会の鐘楼にはコウモリの群れ
荒れ地は露に濡れ
彼女の腕はおれを放さない
昔 あいつに誓った
そう 愛を誓ったんだ

懐かしくて せつない想い
野原はやわらかで緑色
消しさってほしい思い出なんだ
夢見るおまえは無邪気そのもの
夢見るときはあどけないもの
夢見るときは いつだって

墓地を駆けぬけながら
おれとダチのことを笑ってた
ずっと一緒だって
死ぬまで
そう 死ぬまで一緒にいようって誓ったのに

懐かしくて せつない想い
野原はやわらかで緑色
消しさってほしい思い出なんだ
夢見るおまえは無邪気そのもの
夢見るときはあどけないもの
夢見るときは いつだって

おれは約束した
絶対に別れないって
彼女に銀のロケットを送った
けど あいつの心を壊してまったんだ
哀しい思いをさせたんだ

懐かしくて せつない想い
野原はやわらかで緑色
消しさってほしい思い出なんだ
夢見るおまえは無邪気そのもの
夢見るときはあどけないもの
夢見るときは いつだって


innocent when you dream / tom waits


今、流している曲。
たまに物凄く聴きたくなるし、時に、この歌の切なさが胸に響く。

アイリッシュなスタイルがなんとも...

Sunday, March 19, 2006

Didgeridoo Video Track Links

僕の〝play yidaki vol.5〟

DIDGE BEGINNERS GIDS というサイトの
Didgeridoo Video Track Links
で、紹介されていました。

うれしいでスゥ~!!
是非一度、覘いてやってくださいな。

Saturday, March 18, 2006

play yidaki vol.5




@miscellaneous trees didgeridoo #002

スンゴクお気に入りなので、今日も動画です。
...というか、動画2本立をしたくて一緒にグーグルにアップしたのですが、コレだけ審査が遅れたので連チャンでアップしました。

しかし、ナイスですネェ~...
特に中・高音のギラギラした倍音がたまりませーん!!

映像では広角気味で、しかも寄って撮っているからボトムがでかい様に感じると思うけど、実際の内径はΦ70位です。
...のわりには、デカ音です。
それに4本仕入れた丸太の中で、一番当てにしてなかったブツでした。
こうなるとは... 不思議です。

しかし、上手い人が吹いたらどんな音になるんやろ..??
下手な僕のパフォーマンスでゴメンナサーイ!!!


追伸
いつも場所や工具を御借りしている木箱屋さんには、本当に感謝しております。
Special thanks!! ナマステ.. ナマステ...“合掌”

Thursday, March 16, 2006

play yidaki vol.4




@miscellaneous trees didgeridoo #001

雑木ディジュリドゥ... やっと出来ました!!

コンテンポラリーな笛を造りたく内径をイメージして、今まで以上に今回はシビアに制作ました。
その結果、想いどおりの仕上がりで我ながら感動しております。
一番出来るかどうか不安だったのは、レーザービームの様に突き抜ける音が出るかどうかでした。
しかし、その不安もブッ飛ばす程、威圧感の在る音が出てます。

当初、僕が造りたいのはキーがEかFをと云ってました。
っでコレはといいますと... キーF#、トゥースEです。
おしいっ!! すんごくニアミス!!! 
...だってEとFは半音のひらきですやん? 
当てずっぽでやったわりには、結構好い線いったでしょ??
そこに関しても感動しますた。

そうそう、皆さんはこの音がF#より高く聞こえますか??
それとも低く聞こえますか?? それ相応のF#に聞こえますか??

Sunday, March 12, 2006

My PC




僕のPCのデスクトップ...
それにしてもショートカット多すぎ。でも、全て必要。

自作PCも今年で4年目? かな??
...ということは僕のPC歴も4年ですわ。

そろそろマイ・PCをヴァージョン・アップしたいなぁ~。
今度はどんなPC組もうかなぁ..??
「箱のちっちゃい〝ハイ・スペックPC〟造るぞー!!」
なーんて、一人で構想を練ってます。

あー たのしー!!!

Friday, March 10, 2006

遠征

いつもお世話になっている職人さんの手元を手伝う為、淡路島まで出張してました。
2日の予定が4日になり、帰って来たけどお疲れモードです。

もちろん親方が一番疲れているやろうけど...

しかし、今回はかなりしごかれました...
なんか甘い物たべたい... チョコでも買いに行ってこ。

Sunday, March 05, 2006

ハルヨコイ




そろそろ春の訪れなんだう...
我が家のへびっこが、最近元気に動き回ってます。

春よこい... 早くこい。

Wednesday, March 01, 2006

yidaki-ism vol.3




今回制作中の笛は、芯がしっかりしているのでノミ作業がしんどい...
.....なので今日はこれ位にしといたろ。 (>o<") クゥー.. テガイタイヨ~~~。 

ちなみに、このワークベンチが結構役立つヤツです。

Monday, February 27, 2006

yidaki-ism vol.2




あっ!! やってもた...
樹脂の硬化剤の量が少かった!! 
最後に流し込んだ樹脂は間違い無いが、1回目と2回目はミステイク。 
多分、完全に硬化するにはかなりの時間が係るだろう... 
それまで待てない。

という事で次の制作へ取り掛かる。
上の雑木より、こちらの木の方が目の詰まりがしっかりしている。
木材自体は絶対にコッチなんだけど、ボトムが小さい。
内径で8cm・9cm位になるかな??

嫌みの無いこじんまりした笛が出来そう。
良い笛が出来ますように...

Friday, February 24, 2006

イダキ、リペア。 vol.3

リンクフィールドに在るまーとさん宅で、イダキのリペアについての記事が書かれております。 大変参考になる内容でした。
という事で、私もリペアについてご意見申し上げます。

以前、もの凄く割れたイダキを修理しました。
その時の奮闘記が "Archives October 2005" にございます。
読まれてなくて、気になった方は是非見て下さい。

今回、修復すべくイダキ...
それは一番お気に入りのジャルーイダキ。

マウスピース部に何本かヘアラインクラックがあったのですが、そんな事は気にせず外に持ち歩いていました。
そんなある日、ちゃんとイダキを乾燥させればよかったのですが、何分不精な性格の為、吹きまくった後ケースの中に4・5日放置しておりました。
そしたら、開けてビックリ玉手箱!!!
ヘアラインクラックが立派なクラックへと変身しているではあ~りませんか...
この時ほど自分の不精な性格を呪った事はございません。
切腹でもしようかと思ったぐらいです。

すぐに応急処置。
これ以上クラックが伸びるのを避ける為、マウスピース部にスチール製のバンドを付け締め上げるのですが、なんせ円錐形になっているのでバンドが止まらずスベるスベる。

「Oh!! ジーザス!!! ドウシタライイノデスカ..??」

神様からの返答はなし...
仕方がないので、とりあえず留まる所限界でバンドを締めにはいる。
それから数週間乾燥、今ではヘアラインクラックに見えん事もないぐらいまで自力で回復してくれました。
吹いても息漏れはなし。
でも、またクラックに変身されるのも嫌なんでリペアです。

......で、何が云いたいかといいますと(笑

僕がリペアで使っているのはデブコン社製の
「デブチューブシリーズ S-31」










と、セメダイン社製の
「エポキシパテ木部用」を使っています。

この製品に共通しているのは... 
無収縮で耐水性がある... です。
特に無収縮(肉やせしない)というのが大切!!

なぜって..??

収縮するタイプだと硬化後に修復部の体積が縮むため、剥離する可能性が高くなるのです。

僕の場合、「デブチューブ S-31」を傷口へたっぷり流し込み、塗装するなりウッドぽくゴマカス時は、その上から「エポキシパテ木部用」を塗布して仕上げにヤスリをかけます。

参考程度に...

at the dinner #002




@the dinner #002


ヤロウ3人で木箱屋さんの工場でバーベQ
突発的症候群..?? 気味な3人。

今回もノリと思い付きだけでバーベQ開始。

ワイン買ったけどオプナー無し。
結局、クギ刺して抜きました。

3人よればなんとか... 
とはよく云ったもので、こういう事だけには知恵の働く "3バカトリオ" でした。

ポンッ!!!
それにしても、エー音してるでしょ??

Tuesday, February 21, 2006

yidaki-ism vol.1









サルスベリで低いキーを創る予定だったが、訳あってキーがEかF位(仕上がり予定)を創っている。
木箱屋さんの工場でせっせと作業。

良い笛が出来ますように。

Saturday, February 18, 2006

at the dinner




@the dinner

いつもお世話になっている木箱屋さんと地元のホルモン屋で飲み食い。
最近出来たお店らしい、美味しいという噂なので行ってみた。

木箱屋さんは美味しく食べているが、当の僕はモツが大嫌い。
なので、ハラミをいただく。 
っていうか、ハラミだけしかございません。
実はこの“ハラミ”も内臓の一種らしいが、なぜか食べれる..??
見た目もフツーに肉って感じやし。

昔から肉があまり好きなジャンルでなくて、一番好きなのはフルーツで、その次野菜で、魚で...
肉は最後。
でも、たまに食べると美味しいと思うし、
身体が肉を欲しがる(エロいな~この言い方。団鬼六やで...
ってな時もあるし。

でもやっぱ、もぎたてのフルーツと野菜がすきッス。

自称
勝手ベジタリアンですから...

Wednesday, February 15, 2006

Truck Art












はたしてこれは、本当にペイントしてるのだろうか..??