Sunday, June 15, 2008

おっちゃんの気持ち


少し前のこと...

「8月某日、空けといてくださいな。」

と、15年来の古いお付き合いのある女性からメールが。

おっ!! ついにこの子もか?? と思い、

「御結婚かい??」 
と打ち返すと、

「そうなんよ。」
と、にっこりマークにハートを付けて返信アリ。


夕刻どき、あと2時間程の残業を覚悟した自分には、この幸せたっぷりなメールは良い気分転換だったが、その反面なんともいえない気持ちに。


僕の知り合いの女性で、2番目に古いお方。

付き合いが古い分、善いとこも悪いとこも色んな面を知ってくれてます。
肝っ玉のおっきな子だけに、ついつい気を許してしまうと云うか... 何と云うか。


かなり前に、久しぶりにメシでもという事でこ洒落たメシ屋で会った時、彼女はブルジョアなおじちゃんとイケナイ関係(世間では)になっていて、この時、超がつくほど現実的な彼女のお話しを酒のつまみとして聞きながら、出会った頃あたりの彼女を思い出した。

おぼこくて、一生懸命に背伸びをしていたお嬢ちゃんが、いつの間にか自分以上に世間を知り、オトナな話し方をする様を見て、女の急な成長に恐ろしさを感じたのを覚えている。


この時、サラダか何かを彼女の小皿にとってやった時、

「エっ~!! こんな事するひとやった??」
ときたので、

「するでぇー、じぇんとるまんやからなぁ~。」
と笑い飛ばした時、

「私が付き合った男、誰もこんなんせんかったわ。」
と小声でボヤいてましたなぁ...。


その時の事、よく覚えてますわ。



その後、母の死という大きな悲しみを乗り越えた彼女。


ブルジョアなおじちゃんとも縁を切り、今、年下の男の子と一緒になろうとしている。


...だろっ!?

結局はそうだろ!!


と、そんなオチをつけた彼女に、少しばかり愛おしさを感じてしまったが、もう酔っ払って電話やメールする事も出来なくなってしまうし、またその逆も無いなぁ... 

と思うと、淋しいとういか哀しいというか...


いい歳こいて初めて味わう気持ち。


ほんとの意味で彼女の幸せを願ってるんだけど、ほんまに願ってるんやけど、心のどこかで... 
っと思っている大人気ない自分がいるのも確かなんだなぁ...。


あ~っ!!
ダメ!! アカンなぁ... オレ。

まだまだ、人として修行が足りません。



♪The Girl In The Hood / Victor Malloy

Thursday, June 12, 2008

a day without rain







たまに、信じられないほどに美しい世界が在ることに気づかされる事がある。
はたしてこの画像は真実なのだろうか??

もし、これが本当の写真ならこの場所に行って、日溜りの中、この木の木陰で黄色い夢でも観てみたい。



♪Groovin With You / The Gentle People