Monday, August 14, 2006

on a street



in nepal


ディジュを始める事になった、最大の要因...
それは、上の写真で吹いている楽器〝ビーン〟(コブラフルート)をインド(バラナシ)で購入したのがきっかけだった。

ず~っとインドで蛇遣いに逢いたいと思っていたのに、中々その機会は訪れなかった。
この様な大道芸人によく遭遇するヤツもいたが、面白いもので、コチラが一方的に恋い焦がれると、
「さっきまで居たのに...」
...とか、
「昨日ここでやってたよ...」 
...みたいな感じのニアミスばかり。

そして、ネパールの... 確か、ポカラだったと思うが、突然その時がやってきた。

なにげに道を歩いていたら、目の前に笛吹く男とキングコブラが...
予想もしていなかったのでビックリしたが、ダッシュで近づいて写真をパチパチ、後でやり取りが面倒になるのは判っていたが、そんな事はお構い無しだった。

それから僕の質問タイム。
ュゥ 「おっちゃん、どこから来たん??」
蛇おっちゃん 「インド。」
ュゥ 「.....。」

なんで、ネパールで逢うねん...。(心の声 

ュゥ 「コブラはん、何匹おるん??」 
蛇おっちゃん 「全部で5匹。」
ュゥ 「へぇ~、5匹もおるんやー。エエもん観れたわ...っで、なんぼ??」
蛇おっちゃん 「500ルピー。」
ュゥ 「はぁ!??」
蛇おっちゃん 「だって写真撮ってたやん、...だから、500ルピー。」

予想どうりだったが少し困り果て、彼女の方へ目をやると、ホレみた事かと冷たい視線で僕を見ている。
後ろで観ていたネパール人らしきカップルは、僕らのやり取りを聴き、お金を払わず何処かへ行ってしまうし...

本来、大道芸人に金額を決めさせること自体がオカシな話しなんだが、それは、僕の優しさというか... 
せめてもの気持ちというか... 
しか~しっ!! さすがインド人。そんな気持ちは一切通じづ、普通にフッかけてきた。

ュゥ 「高くて払えません。」
蛇おっちゃん 「じゃー、300ルピー」
ュゥ 「むっ... 無理ッス。あの~ぅ...100ルピーでどうスッか??」
蛇おっちゃん 「エーッ!! 100ですか?? そんなんじゃ家の嫁はんや子供に飯も食わされへん!! それに、うちにはヤギもおるしな。そいつのエサ代も要るし、このコブラはんにも美味しい生卵くわしたらなアカンし...○×%U&”?>」

話しがややこしくなって来たので、ポケットに入っていたお金(70ルピー)を出し、
ュゥ 「ゴメン!! 今コレしかないねん!!」
蛇おっちゃん 「...?? だから..○×&%$#」
ュゥ 「おっちゃん、アリガトー!! ナマステー!!!」
蛇おっちゃんとコブラ 「.......。」


感動の蛇遣いとの出逢い in ネパール ...でした。

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