Tuesday, October 24, 2006

tarnation


この前、久しぶりにレンタル屋に行き、8枚ほどDVDを借りた中に〝tarnation〟というドキュメント・フィルムがある。
僕の好きな監督の〝ガス・ヴァン・サント〟がこのドキュメントを観て涙した。
と書かれていたので気になり借りて観てみた。

ゲイである主人公〝ジョナサン・カウエット〟が自分で自分を撮り、自分のルーツとなる母の生い立ち、祖父母との関係など、云わば自分と自分の周囲(家族)のカミングアウト的な内容。

ポップな映像で仕上げているのが21世紀のドキュメントといった感じだが、その物語りはかなりヘビーで哀しい。

涙こそしなかったが、観終わった後、とてつもない切なさに駆られた。

秋の夜長、心に残るフィルム。


今、流している曲
Some Things Last A Long Time / Daniel Johnston

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