Wednesday, April 05, 2006

Wonder Girl


世の中には、不思議な事が起きたり、不思議な物が存在したり...
その中の一つに、超能力とやらがある。
残念ながら僕には霊感も、超能力も授かってないが、いま紹介している少女〝ティッピ〟には、それに近い何かがある様に思う。
それか、純粋無垢で恐れを知らなければ、この様になれるのかも..??

どちらにせよ、憧れの特別な人である。

彼女の事を「ターザン・ガール」と称して、アニマル・プラネット社が何話かをTV放送していた。
僕はターザン・ガールという呼び名が好きじゃない。
なんと云うか... 一昔前の白人的表現に感じてしまう。
それに、女の子だからもっと柔らかいイメージで...

だから、今回のタイトルは「ワンダー・ガール」(笑


--以下、ティッピを紹介した記事。(WEBで)--

「もしかするとこの子は、そう長く生きられないかもしれない」。出産に立ち会った医者がそう思うほどその女の子は小さく、儚そうにみえたという。
1990年6月4日、アフリカはナミビアの首都ウィントフークでのこと。ともにフランス人のアラン・ドゥグレとシルヴィ・ロベールとの間に誕生したその小さな女の子は、“ティッピ”という名を授けられた。
ヒッチコックの映画“鳥”に出てくる女優(ティッピ・ヘドレン)から採ったものだった。ナミビアの独立がこの年の3月だから、ティッピはナミビアで生まれた初めてのフランス人だということになるだろうか。

しかし、ティッピは、フランス人の女の子であると同時に、短い命かもしれないという医者の心配をよそに、熱い太陽に負けない“アフリカの女の子”にも育っていった。
ナミビアで生まれたティッピの初めてのおもちゃは、巨大なカバの頭蓋骨だった。生後数ヶ月の彼女には、きっとジャングルほどの大きさだったに違いない。
そして、ティッピが「お兄ちゃん」と呼ぶ28歳年上のアフリカ象“アブ”が最初の友だち。豹の皮のパンツをまとい、緑のブーツを履いたティッピは、地上でもっとも大きな友だちに近づいていき、5トンもの巨体を揺らしながらその長い鼻で息を吹きかけられると、くすぐったそうに笑う。
ヒヒの“シンディ”も、チーターの“ヌーシュカ”も、ライオンやダチョウ、へび、カエル・・・みんなティッピの大切な友だちなのである。

野生の動物たちとすぐ仲良しになれる不思議な能力を自分たちの娘にあることに気づいたアランとシルヴィは、その交流をテーマに写真を撮るべく、ティッピを連れ、アフリカでの自分たちの足跡を改めてたどることにした。1997年2月のことである。
ナミビア、ボツワナ、ジンバブエ・・・。トヨタのランドクルーザーにキャンプ装備一式とティッピを乗せ、長いアフリカ滞在の間に得た多くの友人を訪ね行く2ヶ月間の旅になった。旅の途中ティッピは、ランドクルーザーに轢かれそうになったカメレオン・・・“レオン”と名付けた・・・と親友になり、この旅の間、片時も離れることはなかった。
好物のバッタ採りに根気よく付き合うのはもちろん、毎夜のベッドもいっしょだった。

ナミビアのMt.ギャムスベルグでは“J&B”という豹をいとも簡単に手なずけてしまった。ティッピは人に向かって牙をむくJ&Bにすたすたと歩み寄って「おやめなさい」ときつく叱り、頭をコツンと叩いたのである。
そしていつしかティッピは、J&Bの首筋を優しく撫でていた。それからこう囁きかけた。「J&Bは世界でいちばん強い豹よね」。


...以上

この記事のタイトルをクリックすれば、ティッピのホームページにとびます。

2 Comments:

Anonymous said...

これホンマ!?実在なん?映画みたい・・・

こ~ゆ~の子供ん時、憧れたわぁ。
動物と友達になりたかったけど
やっぱり「怖い」っていう先入観あるもんなぁ。「犬=噛む」とか。

しかもメチャクチャかわいいな。
こんな世の中にこんな女の子がいるなんて~

ちょっと感動した~

yu said...

ムツゴロウさん... 
ではなく、マロゴロウでしょ??(笑

僕も昔、少年ケニアを観て興奮したのを覚えています。
好きな映画にグラン・ブルーがあるのですが、その映画でジャック・マヨール役の主人公が疲れた精神を癒しに夜の海へ行き、イルカと共に遊びながら泳ぐシーンがあります。
堪らなく好きな場面で、憧れです。

今、地球の人口は60億以上。
その中の1人ぐらい、動物と話が出来る人がいてもおかしくは無いのでは??


...そうそう、マロゴロウさん。
ティッピに関しての本が出ていますよ。

読めばもっと感動するかも??